階名付き楽譜

  中川ひろたか氏作曲の「世界中の子どもたちが」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。教育出版の教科書、「小学音楽　音楽のおくりもの３」に掲載されていますが、それ以外でも音楽会等で歌われる機会の多い曲です。私も音楽会で指揮したことがあります。前半は明るく元気のいい曲調ですが、後半は借用属七の和音が多用されカッコよさや力強さを感じます。

  作曲者不詳の「おやこどんぶり」の階名付き楽譜です。「こどものうた200」では2小節遅れで輪唱ができると紹介していますが、1-2小節と3-4小節目がユニゾンになってしまうので輪唱の魅力としては薄いかなと感じました。

  坂田おさむ氏作曲の「ありがとうの花」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。教育出版「小学音楽　音楽のおくりもの３」に掲載されていますが、それ以外でも音楽会等で歌われる機会の多い曲です。以前は教育芸術社の5年生の教科書にも掲載されていました。歌声はNEUTRINOライブラリーからAI謡子を使用しています。

  幼稚園、保育園の生活のうた「おててをあらいましょう」の階名付き楽譜です。4小節の繰り返しで最後の音だけが違います。

  音楽会等で歌われることも多い「語りあおう」の階名唱動画です。ミュージカル「エルコスの祈り」の中では「語りかけよう」という題でも歌われています。You Tube上でご視聴ください。教育出版の教科書では、小学６年生では２部合唱、中学２・３年上の教科書では混声３部合唱として掲載されています。この動画では主旋律のみの階名唱動画にしています。

  幼稚園、保育園等の生活のうた「おつめをきりましょう」の階名付き楽譜です。「おつめをきりましょ」というタイトルで載せている本のありますが、JASRACでは「おつめをきりましょう」で登録されていました。作曲は「 思い出のアルバム 」と同じ本多鉄麿氏です。「チョッキンナ」という擬音語の歌詞への旋律の当て方が見事です。

  教育出版の教科書「音楽のおくりもの３」でリコーダーの教材曲として取り扱われている「レッツゴーソーレー」の階名唱動画です。GABCDの5音で演奏出来、ハモったり追いかけたりと二重奏が楽しめる曲なので音楽会等で3年生のリコーダー奏として演奏される機会も多いです。You Tube上でご視聴ください。 器楽教材曲の為、固定ドで指導する機会も多いと思います。しかし、例えば固定ドの「ソラシドレ」を「ドレミファソ」と言った方がしっくりくるという子はいると思います。そういう子に「ドレミファソ」が間違いだと思わせてしまうことは良くないと思います。 たとえ運指の説明で固定ドを使ったとしても、ドレミの感じ方として階名を感じることは何も間違っていないことは伝えるべきだと思います。固定ドに慣れてしまった指導者には理解しにくいと思いますが、階名で感じる感覚は楽器を演奏する上でも非常に役に立ちます。それを活用できる子供たちの可能性を閉ざさないためにこうした動画が寄与できれば幸いです。 階名に対応した リコーダーの運指表 も公開しているのでよければご活用ください。

  「おかたづけ～おかたづけ～　さあさみんなでおかたづけ」 保育園、幼稚園等で歌われる生活のうた「おかたづけ」の階名付き楽譜です。微妙に違う旋律で歌っている人もいるので、いろんな園で歌われるうちに変化もあったのかもしれません。