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3月, 2025の投稿を表示しています

いつでもあの海は

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いつでもあの海は 二部合唱 教育芸術社「小学生の音楽5」より5年生の歌唱教材「いつでもあの海は」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。始めがユニゾン、次に対位的な音の重なり、最後に和声的な音の重なりと、音の重なり方が変わっていく曲です。階名唱により、音の重なり方と自分のパートの役割をより意識して歌うことが期待できます。 各パートごとの階名唱動画も作成しているので、ご活用ください。 ソプラノパート アルトパート

風のメロディー

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階名唱動画 教育芸術社「小学生の音楽4」より4年生の歌唱教材「風のメロディー」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。8分の6拍子のリズムを感じながら歌うことを学習する教材となっています。順次進行が多く階名唱もしやすいと思います。

小ぎつね

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小ぎつね ハ長調 小ぎつね ニ長調 ドイツ民謡の「小ぎつね」の階名付き楽譜です。教育芸術社では2年生の教材として取り扱われています。ハ長調の器楽教材のため現場でも階名唱する機会が多いと思います。ただし、五線譜上でのハ長調の階名読みに慣れすぎると、絶対音感がなくても他の調の階名を拒否してしまうことがあります。そこで、高さが変わっても階名が変わらないことを認識できるようにするため、ニ長調の階名付き楽譜も併せて掲載しています。いろんな調で階名唱することは階名唱の利点を感じやすく、ソルフェージュの練習としても良いので挑戦してみてください。

階名の読み方

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このサイトでは、楽譜から階名を読めなくても階名唱できる教材をそろえていますが、ここに掲載していない楽譜でも階名で読むことができるように階名の読み方を説明しています。 ハ長調・イ短調の階名  小学校3年生で習う、ト音記号上のハ長調の階名です。イ短調の階名は5年生で習いますが、階名のドレミの位置は同じです。  ここで示した範囲の外側でも「ドレミファソラシ」が順番に並んでいるのは同じです。  下第1線を「ド」と覚えるか、第3線(真ん中の線)を「シ」と覚える場合が多いです。そして、これはハ長調・イ短調などの場合で、調が変われば楽譜上の「ド」の位置も変わります。 調号のついている場合 調号(音部記号の横の#や♭)が付いている場合、 #の調の場合は一番右の#を「シ」 ♭の調の場合は一番右の♭を「ファ」と読みます。 これで、このサイトで掲載しているほとんどの曲を階名で読むことができます。 一番右の#や♭を基準に数えれば簡単に階名で読めるのですが、次の決まりも知っておくと便利です。 #や♭がいくつかつく場合、 一番右の#から順に「シミラレソドファ」 となっています。 また、 一番右の♭から順に「ファドソレラミシ」 となっています。 調号の#や♭のつく順番 #は「ファ」の位置につき、そこが新しい「シ」になります。 ♭は「シ」の位置につき、そこが新しい「ファ」になります。 曲の途中で転調する場合 曲の途中で一時的に調が変わる場合があります。調号が変わっていればそれに合わせて階名を読み替えればよいのですが、転調していると考えられる場合でも調号が変わらないことがあります。小中学校の教科書に載っている曲でも「 威風堂々 」や「 野ばら 」などがその例です。 このような場合、読み替えるか読み替えないかは読み手の判断にもよりますが、聴こえる方、歌いやすい方を優先してください。絶対これが正解というものはありません。 大まかな目安として、 1.「ファ」に#がつくと「シ」に読み替えることがある。 2.「シ」や「ラ」に♭がつくと「ファ」に読み替えることがある。 3.「ミ」に♭がつくと「ド」に読み替えることがある。 あたりを知っておくと便利です。 専門的に勉強されている方は「 コンコーネ50番練習曲 」も参考にしてみてください。

音符と休符の読み方

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 「階名付き楽譜」は楽譜を階名で読むことが苦手な人でも簡単に階名唱できるよう作ってあります。しかし、階名で音程がわかっても音符と休符の長さがわからないと正しいリズムでは歌えません。  なので、このページでは、楽譜からリズムを読むうえで最低限必要になる音符と休符の読み方を図にまとめています。参考にしてください。 音符と休符1 基本的な音の長さ よく言われる「〇分音符」の〇は、全音符を いくつに分けた1つ分か を表しています。 例えば、2分音符は全音符を2つに分けた、4分音符は全音符を4つに分けた1つ分になります。休符も同じように考えましょう。 音符と休符2 付点音符と連符 音符の横に点(・)がついているものを付点音符(ふてんおんぷ)といいます。 付点音符は、 その音符の長さ+その音符の半分の長さ になります。 連符は、ある音符を2以外の数で分けた音符です。1つの音符を3等分した3連符(さんれんぷ)がよく使われます。 終わりに このサイトでは、いろんな曲を歌いながら視唱(ししょう=楽譜を読んで歌うこと)に慣れてほしいと考えています。 最初は 掲載曲一覧 や 教科書教材 のページから知っている曲の楽譜を見て、使われている音符や休符の長さがこの表のとおりになっているか確かめてみてください。少しずつ音符・休符の形と長さが頭の中でつながってきます。リズムが自分で読めるようになると出来ることがグッと増えますよ。

花のおくりもの

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階名唱動画 教育出版の教科書「小学音楽 音楽のおくりもの5」に掲載されている輪唱曲「花のおくりもの」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。 教育出版は階名唱の取り扱いにおいては教育芸術社に比べ消極的なものの、輪唱曲を多く掲載しているところはいいなと思います。この曲は、有名な「パッヘルベルのカノン」とほとんど同じ進行なので、カノンの形式を理解しやすく、また、旋律も次に「こう来てほしい」という所に素直に行っているので、歌っていて楽しい曲だと思います。

大空がむかえる朝

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大空がむかえる朝 教育芸術社「小学生の音楽5」に掲載されている二部合唱曲「大空がむかえる朝」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。卒業式で在校生の歌として歌われる機会も多いです。 途中Gisが出てくる箇所については、転調ではなく借用和音のため読み替えはしていませんが、読み替えた方が歌いやすい場合は「ディディシディレ」を「シシラシド」等で読んでもいいでしょう。「こう読みましょう」と教師が決めるのではなく、どうすれば学習者が歌いやすいか、どうすれば学習者が既に持っている音程感覚を活用して音取りができるかという視点で支援することが大切だと思います。 各パートごとの階名唱動画は以下に上げています。 ソプラノパート アルトパート

きっと届ける

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階名唱動画 教育芸術社の教科書「小学生の音楽6」で合唱曲として取り上げられている「きっと届ける」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。前半は歌いやすい旋律ですが、二部に分かれるところからは単純なハモリではないので難しいかもしれません。階名唱が音取りの役に立てれば幸いです。 臨時記号が付く所が複数ありますが、あくまで借用和音であり、転調ではないので動画中で読み替えはしていません。ただ、読み替えた方が音程を取りやすい場合は読み替えてもいいでしょう。「フィミフィソ」→「シラシド」、「ドードセー」→「ソーソファー」等が考えられます。教師が「こう読みましょう」というよりどうすれば学習者が歌いやすいか、どうすれば学習者が既に持っている音程感覚を活用して音取りができるかという視点で支援することが大切だと思います。 各パート音源は以下に上げています。 ソプラノパート アルトパート

ハイキングに出かけよう

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スイス民謡の「ハイキングに出かけよう」の階名付き楽譜です。アウフタクトから同じ音の連打で入るのリズムが難しいかもしれません。「ソドミレド」という音の動きが特徴的です。

【階名対応】リコーダーの運指表(うんしひょう)

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階名に対応したリコーダーの運指表です。 中学校までの読譜指導で扱われる調のものを掲載しています。 演奏したい曲の調に応じて運指表を選んでください。画像クリックでPngをダウンロードできます。学校や音楽教室、子供の自主学習等でご活用ください。すべて無料です。まとめてダウンロードしたい方は Google Drive からでも可能です。 ジャーマン式とバロック式の見分け方はページ下部で紹介しています。 ※いらすとや様のフリーイラストを入れさせていただいていましたが、ファイルサイズが大きくなりすぎたのでなくしました。上記リンクのGoogle Driveからダウンロードできるものはイラスト入りになっています。 ソプラノリコーダー ジャーマン式 ハ長調・イ短調 ハ長調およびイ短調の運指表です。多くの小学校でこの運指を習いますが、最初の方に学習する曲はハ長調よりも次に載せているト長調の方が多いです。なので多くの小学校のリコーダーの最初の学習はト長調をハ長調の階名で読んで練習していることになります。 ト長調・ホ短調 小学校のリコーダー教材でも多くの曲が取り扱われているト長調に対応した運指表です。このサイトでも「 あの雲のように 」や「 よろこびの歌 」等、多くのト長調のリコーダー教材曲の階名付き楽譜をのせているので活用しやすいと思います。 また、中学校で習うアルトリコーダーのハ長調の指づかいはこれとほぼ同じになるので、早いうちから慣れておくのも良いでしょう。 「 ★ 」をつけているところは、ハ長調と指づかいが変わるところです。ハ長調の「#ファ」がト長調の「シ」になりますが、小学校では「シ」が出てこない曲も多く扱われています。 ヘ長調・ニ短調 ヘ長調・ニ短調に対応した運指表です。ト長調ほど多くはないものの小学校で演奏する機会も多いです。代表的なものに教育芸術社の「 メリーさんのひつじ 」があります。音楽会等では他にもヘ長調やニ短調の曲を演奏する機会もあります。 「 ★ 」はハ長調と指づかいが変わるところです。ハ長調の「♭シ」はヘ長調の「ファ」になります。ただ、小学校では「ファ」が出てこない曲が扱われることが多いです。 ソプラノリコーダー バロック式 ハ長調・イ短調 ト長調・ホ短調 ヘ長調・ニ短調 アルトリコーダー ハ長調・イ短調 アルトリコーダーのハ長調・イ短調の運指表です。固定ドで...

【階名対応】鍵盤ハーモニカの運指表(うんしひょう)

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中学校の読譜指導の範囲までの階名に対応した鍵盤ハーモニカの運指表です。 全音階の各音と「#ファ」「#ソ」「♭シ」の位置を示しています。 階名唱で学んだことを楽器の演奏でも活かしてみたい方はご活用ください。 画像クリックで大きい画像をダウンロードいただけます。無料でご利用いただいて構いません。まとめてダウンロードしたい方は Google Drive からも可能です。 ハ長調・イ短調 ト長調・ホ短調 ヘ長調・ニ短調  以上、小学校の鍵盤ハーモニカで活用できる運指表を紹介しました。もちろん、ピアノや木琴等にも応用できます。ただし、これは丸暗記するようなものではありません。大切なのは「どこでも『ド』にできる」ということを感覚的に会得することです。そうすればここに無い調でも自分でドを見つけて演奏することができます。それは遠回りに見えるようで実は良い演奏するうえでは近道になるかもしれません。 皆さんも、ここで紹介した以外の音を「ド」にできないか確かめてみてください。ヒントは「ファ」に「#」がつけば、それは新しい「シ」になります。「シ」の「♭」がつけばそれは新しい「ファ」になります。 「器楽に階名は使えない」と言う人もいますが、それは単にその人が使えないだけです。もちろん「音名」も使いますし、「ハニホ」や「ABC」の代わりに≪とりあえず≫ハ長調の階名で読むことも一つの方法として否定はしません。しかし、正しい階名を使うことで、曲を覚えやすくなったり、音楽のことがよくわかったり、演奏が楽しくなったりすることは、歌でも器楽でも変わりません。階名唱をやって、その良さに気づき、「楽器でもこれを使ってみたい」と思われた方は、是非実際に使ってみてください。「使えない」という先生もいるかもしれませんが、実際に活用している人は確実にいます。「使えるか、使えないか」は学習者自身がやってみて判断することです。その可能性を閉ざさないために、この教材がお役に立てれば幸いです。 リコーダーの運指表 も無料配布しているので是非ご活用ください。

とどけよう このゆめを

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とどけよう このゆめを 教育芸術社の3年生の教科書に掲載されている「とどけよう このゆめを」の階名唱動画です。You Tubde上でご視聴ください。作曲者の長谷部匡俊氏は教育芸術社の多くの教材曲の作曲をされています。教材曲の中でも私が好きなものは長谷部氏の作曲であることが多いです。  私が初めて小学校で担任を務めた時、音楽の授業は専科の先生がされていたのですが、この曲がよく音楽室から聞こえていたのを覚えています。ト長調なので、現場で階名唱で指導されることは多くないと思いますが、旋律の特徴から、非常に階名唱に適した曲だと思います。  私が大学院の研究で行った「 階名唱を取り入れた授業方法の提案 」の模擬授業もこの曲でやりました。主旋律が階名唱に適しているだけでなく、リコーダーによる簡単な対旋律もつけられているので階名唱を扱いながら器楽も扱う例を示すのには最適な教材でした。

小さな世界 / It's a small world

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小さな世界  ディズニーでおなじみの「小さな世界 / It's a small world」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。  教育出版「小学音楽 音楽のおくりもの3」では日本語詞と、英語詞の両方が掲載されています。教育芸術社では4年生の教科書に掲載されています。以前は「子どもの世界」という詞で掲載されていましたが、令和6年度より教育芸術社でも「小さな世界」になりました。 子供が歌うにしては跳躍が多く、それも細かい音の動きの中にあるため、階名唱により音程を確かめながら歌う活動が効果的です。また、Bの終わりまで歌った後、AとBの旋律を重ねて歌うことができるので、二部合唱の導入にも最適な曲です。 また、教科書では歌唱教材として扱われていますが、音楽会等で合奏される機会も多いです。その場合は階名に対応したリコーダーと鍵盤ハーモニカの運指表も無料配布しているので是非ご活用ください。 リコーダーの運指表 鍵盤ハーモニカの運指表

花の街

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花の街 中学校の歌唱共通教材より團伊玖磨氏作曲の「花の街」の階名唱動画です。パブリックドメインではありませんのでYou Tube上でご視聴ください。 こうしてみると、中学校の歌唱共通教材のうち、パブリックドメインでない2曲(「夏の思い出」、「花の街」)は他の曲よりも時代が最近な分、おしゃれさを感じます。 動画では簡易伴奏を使用していますが、本格伴奏は前奏がとても難しいです(私は弾けません)。 この曲、1~3番まで、旋律は同じですが、江間章子氏の歌詞は1番・2番が明るい詞に対し、3番だけ悲しい詞になっているのが、とても印象的です。「花の街」というタイトルとは対照的に「泣いていたよ」という言葉がとても強く残ります。この詞の印象の違いを同じ旋律でどう表現するか、しっかり考えさせたいところだと思います。

夏の思い出

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夏の思い出 中学校の歌唱共通教材より中田喜直氏作曲の「夏の思い出」の階名唱動画です。 パブリックドメインではありませんので、You Tube上でご視聴ください。 中学校の歌唱教材はこの曲を除くすべてが属音(長調の「ソ」、短調の「ミ」)で始まって主音(長調の「ド」、短調の「ラ」)に上行する構造になっていて、第三音で始まるこの曲は、共通教材の中ではおしゃれな印象があります。 前半は全て順次進行なのが、中盤で出てくる「シ-ソ」「ラ-ファ」の跳躍をより印象的にしています。これは階名唱をすることでより理解が深まると思います。 また、階名唱とは関係ありませんが、伴奏の形が4小節ごとに変わるのも、歌い方、表現を考えるうえではとても重要になると思います。

アルプスの谷間

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スイス民謡の「アルプスの谷間」の階名付き楽譜です。3-4段目は全て分散和音で作られています。6度や7度の跳躍が多いのも特徴です。

うみ

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うみ 小学1年生の歌唱共通教材「うみ」の階名唱動画です。古くから親しまれているイメージがありますが、パブリックドメインではありません。そのためYou Tubeの動画上でご視聴ください。 作曲者の井上武士氏は「 チューリップ 」の作曲者でもあります。どちらも階名唱教材としてよく扱われます。 小学1年生の歌唱教材はハ均(ハ長調やイ短調等、調号が付かないもの)以外の曲が2曲(日のまる、うみ)あります。2年生の歌唱教材が全てハ均なのと対照的ですね。「 日のまる 」は教科書会社二社とも階名唱の練習曲として扱っているのに対し「うみ」は二社とも階名唱を想定しない曲として扱っています。この違いは何でしょうか。おそらく、「うみ」はハ長調に移調すると音域的に歌いにくいと言うのがあるのかなと思います。階名唱はハ長調に移調して歌うこととは異なりますが、絶対音感のある人等が階名唱を理解するのに一度ハ長調に移調して歌ってみるということをすることがあるのでそうした配慮かなと思いました。 とはいえ、「 学習指導要領と教科書の唱法の取り扱い 」でも書いているように、ハ長調以外の階名唱も教科書では想定されていますので、指導方法さえきちんとすればこの曲も階名唱を取り扱えると思います。

マイ バラード

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階名唱動画 二部合唱 混声三部合唱 合唱の定番曲「マイバラード」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。 小学校の教科書では二部合唱で、中学校の教科書では混声三部合唱で掲載されています。 イ長調の楽曲の為、学校現場で階名唱で指導される機会は少ないと思いますが、歌いやすくなる人には活用していただきたいと思います。そもそも階名さえ示してあげれば階名唱が難しい調などというものはありません。 また、途中の二拍三連符は「付点8分+付点8分+8分」のようなリズムで歌われることが少なくありません。もちろん意図があってそうする場合もあると思います。ただ、教科書には二拍三連符の説明として「2分音符を3等分した音符」と説明していますし、デジタル教科書の範唱音源も3連で歌唱しています。指導の際は、どちらで歌わせるにしてもリズムに関する言及は必要だと思います。曖昧な認識のままとりあえず多くの人が歌っているのに合わせることがあってしまうと指導としては良くないと言わざるを得ませんので。 パートごとの階名唱動画は以下に上げています。 二部合唱 ソプラノパート アルトパート 混声三部合唱 ソプラノパート アルトパート 男声パート

Believe

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階名唱動画 学校現場の合唱曲の中でも定番と言える楽曲「Believe」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。 いろいろな編曲がありますが、上の動画は教育芸術社「小学生の音楽5」に掲載されている二部合唱のものです。音楽会等で歌われる機会も多いため、教育出版の教科書を使っている学校でも知っている人は多いと思います。 二部合唱といってもかなりユニゾンの部分が多く、二部に分かれるところもすべて3度でハモるので、歌いやすいと思います。階名唱は綺麗にハモるのにも有効なので、活用していただけると幸いです。 パートごとの階名唱動画は以下に上げています。 ソプラノパート アルトパート

その先へ

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階名唱動画 教育芸術社の「中学生の音楽1」に掲載されている「その先へ」の階名唱動画です。 中学生になると混声三部合唱で歌う曲が増えますが、この曲は二部合唱曲として取り扱われています。 中学校になると読譜指導が1#,1♭程度とされていますので、ヘ長調の視唱の練習曲としても良い教材だと思います。このサイト上では無料楽譜を配布することはできませんが(パブリックドメインでない為)、教員が作成した階名付き楽譜を一部空欄にする等も有効な指導だと思います。 階名の空欄を埋める際は、五線譜だけにたよらず、音を聴きながら進めることが大切です。階名を五線譜から読むことを難しいと感じても音を聴けば納得できる人は多いです。範唱音源等も有効に活用しながら進めていただければと思います。 パートごとの音源は以下に上げています。 ソプラノパート アルトパート

ペガサス

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階名唱動画 教育芸術社の教科書「小学生の音楽6」に令和6年度より新たに掲載された歌唱教材曲「ペガサス」の階名唱動画です。You Tube上でご視聴ください。 前半はユニゾン、後半はシンプルなハモリと、二部合唱曲としても歌いやすい曲と思います。 アルトは変位音として「#ド」が出てきます。義務教育では変位音を区別する階名等は学習しませんが、変位音の音取りが難しいと感じる子への手立てとして発音を分けることは有効だと思います。この動画内では「#ド」の発音として「ディ」を使用しています。 パートごとの階名唱動画は以下に上げています。 ソプラノパート アルトパート

旅立ちの日に

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混声三部合唱(変ロ長調) 二部合唱(ハ長調) 卒業式の定番曲「旅立ちの日に」の階名唱動画です。パブリックドメインでない為、無料楽譜はありませんが、同じ曲をまとめたページがあった方が分かりやすいため、作成しました。 小学校の教科書ではハ長調の二部合唱、中学校の教科書では変ロ長調の混声三部合唱で掲載されているため、両方のパターンで動画を作成しています。いずれも特にアルトの音取りが難しいと思いますので、この動画がお役に立てればと思います。 各パート別の動画は以下に上げています。 混声三部合唱 ソプラノパート アルトパート 男声パート 二部合唱(ハ長調) ソプラノパート アルトパート

一週間

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ロシア民謡の「一週間」の階名付き楽譜です。ロシア民謡は短調の曲が特に日本で好まれていると以前SNSで話題になりましたが、この曲もそうですね。  

トロイカ

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  ロシア民謡の「トロイカ」の階名付き楽譜です。楽譜や音源によってリズムや旋律が異なっているのであくまで一例と思ってください。別の例として3段目4段目終わりの「ミーファミレドシラー」は1拍目が8分休符になっているものや旋律が「ミーファミレシドラー」となっているものがあります。